メルボルン大阪CUPが終盤に近づく中、大きなプロジェクトが大阪港からスタートします。
2013年大会に参加したSouthern Cross号が明治150年を記念して「弁才船」の廻船航路を辿ります。
公式facebookページでは、タイムリーな旅の状況が確認できます。
「明治150年記念プロジェクト あきない夢まち港~弁才船の航跡」
https://www.facebook.com/heiseihigaki/
明治 150年記念プロジェクトあきない夢まち港弁才船の航跡
明治期まで日本の物流を担っていた一般的に千石船と呼ばれる「弁才船(べざいせん)」、この和船による海運が江戸から明治にかけて日本の経済を支える重要なインフラであった。
今年は明治150年、往時の「弁才船」がたどったとされる主な港をセーリングヨットで訪ねます。
海運で昆布、ニシン、酒、塩、酢ほか日本の食文化と商業の発展。また和船の造船技術からモノづくりの原点を探り、ゆかりある港をつなぐことで新たなまちの賑わいを創造します。
【概要】
菱垣廻船、樽廻船、北前船と名称は違
いますが同じ形の和船が「弁才船」です。
本州と北海道の沿岸を航海していた「弁才船」の航路にスポットをあて主な港をつなぎます。西廻り航路は大阪から瀬戸内海/塩飽諸島、更に関門海峡から日本海を北上し青森陸奥まで、和船の生い立ちを学びます。
また津軽から蝦夷へ。
東廻り廻船は函館から三陸の港をたどりなが
ら東京へ、そして真鶴を経由して,なにわの大阪へ帰港。
江戸から明治期まで活躍した「弁才船」をテーマに海からの素晴らしいニッポンを再発見します。
【日程】平成30年5月13日(日)~9月2日(日)予定
【協力艇】ヨットサザンクロス号(40ft) 艇長:中路康行氏
全長12m、幅4m、吃水2m、マスト高15m
【主な寄港地】
大阪⇒塩飽本島⇒尾道⇒御手洗⇒上関⇒門司⇒角島⇒萩⇒温泉津⇒境港⇒九頭竜川⇒加賀瀬越⇒若狭大飯⇒加賀橋立⇒志賀福浦⇒能登輪島⇒佐渡小木⇒粟島⇒酒田⇒⇒飛島⇒由利本庄⇒秋田⇒能代⇒深浦⇒三厩⇒蟹田⇒青森⇒野辺地⇒川内⇒松前⇒⇒江差⇒小樽⇒留萌⇒利尻⇒礼文⇒稚内⇒宇登呂⇒羅臼⇒根室⇒霧多布⇒釧路⇒襟裳⇒函館⇒木古内⇒宮古⇒石巻⇒安房勝浦⇒東京⇒三崎⇒真鶴⇒渡鹿野⇒須賀利⇒串本⇒白浜⇒有田湯浅⇒大阪を予定。
総航海距離:約3,260海里(約6,000㎞)
主催:一般社団法人港まちづくり協議会大阪
明治150年記念プロジェクト
あきない夢まち港弁才船の航跡実行委員会
監修:市民歴史研究家藤本増夫氏(大阪市港区在住)
協力(順不同敬称略)
石巻千石船の会、全国北前船研究会、塩飽史談会、大阪帆船と国際交流の会、公益社団法人
大阪港振興協会、サラキ岬/木古内町観光協会咸臨丸子孫の会、NPO法人大阪北港ヨットクラブ
セーリングヨット研究会、一般社団法人セーラビリティ大阪、株式会社近畿パッケージ、
一般社団法人大阪北港ディンギークラブ、サザンクロスの夢航海
特別協力神戸商船大学名誉教授(現神戸大学)松木哲氏
一般社団法人港まちづくり協議会大阪
理事高見昌弘
TEL:090-6065-5581
e-mail:takamix@mb.infoweb.ne.jp
明治150年記念プロジェクト
あきない夢まち港弁才船の航跡実行委員会
〒552-0012大阪市港区築港3-7-15港振興ビル206A